2015年4月2日木曜日

かゆみ止めの飲み薬と眠気の関係

湿疹や蕁麻疹に対して、抗ヒスタミン薬を投与することがあります。
一般的に、眠気を引き起こすことが多い薬剤とされています。
抗ヒスタミン薬とは、
体内にあるヒスタミンという受容体を邪魔することで
薬理作用が発揮される薬で、この主作用により
皮膚のかゆみを抑えます。
副作用の主なものに中枢神経抑制作用があり、
眠気を引き起こすとされています。
抗ヒスタミン薬が中枢神経へと侵入してしまうことが原因なんですね。
お薬が中枢神経(脳内)へと移行するためには、
血液脳関門を通り抜ける必要があります。
第一世代抗ヒスタミン剤(古いお薬)は脳内へ移行しやすく、
眠気を引き起こしやすいとされていますが、
第2世代(新しいお薬)はその逆とされています。
では、主作用である、かゆみに対する作用はといいますと
第2世代の方が効果があるとされています。
ややもすると眠気のあるお薬の方が、
かゆみにも効きそう、
と感じられている方もいるかもしれません。
また、
この眠気は必ずしも良い(良質の)眠りを生み出すものではありません。
よく眠れたけど、なんか疲れてるということを経験されることもあるかと思いますが、
抗ヒスタミン薬による眠気では深い眠りにつくことができませんので、
眠り薬として使用するには好ましくないと言えます。

症状やライフスタイルに合わせて適切な抗ヒスタミン薬を選んでいくことをお勧めします