2016年3月24日木曜日

アトピー性皮膚炎におけるナローバンドuvb療法について

アトピー性皮膚炎は、バリア機能障害及びアレルギー的影響により
皮膚に炎症を生じる状態です。
炎症に対しては、
ステロイド外用剤を使用しながらコントロールすることが重要ですが、
中々難しい場合もあります。
外用方法についても様々で、
従来通り、
症状に応じて、
ステロイドの強さや外用範囲を適切に管理しながら
対応する場合もありますし、
最近ではプロアクティブ療法と呼ばれる方法もあり
比較的順調に、コントロールされる方も増えてきております。
しかし、
ある程度、炎症が落ち着いても
なんとなく少しなんだけど、
どことなくかゆみが続いている場合もあります。
このような状態に
ナローバンドuvb療法は効果的と考えます。
以前より、大学病院などでは、
皮膚の炎症に対して行われていた方法ですが、
クリニックレベルでは行われていないことが多いようです。
週1、2回の照射からスタートすることをお勧めしますが、
ご都合や症状に合わせて対応可能です。
もちろん保険適応の治療です。
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